心が擦り切れる現代だから読む価値あり
今回は、お笑いコンビ オードリー 若林正恭氏著「ナナメの夕暮れ」についてです。
内容に引き込まれて誰かに伝えたい!と強く感じる本は何十冊に1冊あるかないかだけでこの本はその魅力にあふれていた。
自分が感じる事、変化そういったものまるごと受け入れていいんだと思える内容。
「人と違うことはいけないのか…」
「あんな大人になりたくない」
「家庭を持つことは正義なのか」
一度は出会う葛藤だけどうまく折り合いをつけていける人もいるけどそうでない人にとっては延々と頭を悩ませる師勝門谷発展していくと思う。
若林氏の売れる前の葛藤、イライラから今の心境が短編集のようになっているのでテンポよく読めて「あ、このままでいいんだ」と感じさせてくれる。
同じ言葉や文章でもタイミングや誰に言われるかで頭に入る入らないは出てくると思う。私にとってはいいタイミングで読めたのかなと。。。
生きることに息苦しさを感じやすい現代だから話題になったのかな。そんな人にとって気持ちを軽くさせてくれる。。。そんな本でした。